向いている人
- 圧着で抜けやズレが出て困っている人
- 端子サイズやダイスサイズの確認順を知りたい人
- 新人さんに圧着の注意点を説明したい人
圧着は手順だけ見ると簡単に見えますが、実際はサイズ違い・芯線の入り不足・被覆の剥きすぎ・圧着位置のズレが起きやすい作業です。
失敗するとやり直しが増えるだけでなく、接触不良・発熱・抜けの原因にもつながります。
端子サイズ → 電線サイズ → 被覆長さ → 芯線の入り方 → 工具サイズ → 圧着位置 → 引っ張り確認。この順番で確認すると、原因を切り分けやすいです。
先輩圧着は、握る力よりも「かしめる前の確認」が大事だよ。サイズと位置が合っていないと、いくら強く握っても不良になることがあるんだ。
新人圧着って、最後までしっかり握ればいいと思っていました。先にサイズと位置を見るんですね。
先輩そうそう。特に「芯線が奥まで入っているか」と「ダイスサイズが合っているか」は、毎回見るくらいでちょうどいいよ。
現場で新人さんにも最初に共有しやすい、失敗を減らす確認順です。
いきなり被覆を剥かず、端子に一度当ててから剥き長さを決めます。剥きすぎ・剥き不足を減らしやすくなります。
芯線が入りきる長さを目安にします。長すぎると芯線露出が増え、短すぎると奥まで届かず失敗しやすいです。
芯線を傷つけない、ねじりすぎない、途中で止めないことを意識します。かしめる前に横から確認します。
端子の芯線部分に工具が当たっているかを見てからかしめます。位置ズレは見た目だけでは気づきにくいです。
1.25 / 2 / 5.5 などのダイス表示を確認します。端子サイズと工具適合がズレると保持力が落ちやすくなります。
途中で止めず、適正サイズで最後までしっかりかしめます。圧着不足も過圧着も避けるため、正しい位置と工具サイズが前提です。
見た目だけで判断せず、軽く引っ張って抜けないかを確認します。特に直線スリーブはこの確認が大事です。
何度も失敗する場合は、作業だけでなく工具と端子の適合も含めて見直すと改善しやすいです。
端子と電線の組み合わせが合っていないと、保持力不足や接触不良につながります。
剥きすぎると芯線露出が増え、短すぎると芯線が入り切らず不良の原因になります。
途中で止まったままかしめると、見た目は良くても保持力不足になることがあります。
芯線をつかむ位置から外れると、端子の保持力が落ちやすくなります。
工具側のサイズ刻印と端子サイズを合わせずにかしめると、圧力が合わず失敗しやすいです。
途中で止めると圧着不足になりやすいです。適正サイズで最後までかしめます。
新人圧着後に見た目がそれっぽくても、抜けることがあるのは芯線の入り方や位置ズレが原因なんですね。
先輩その通り。見た目だけで安心しないで、最後に軽く引っ張る。特に直線スリーブは、見た目だけでは分かりにくいから確認を入れよう。
不良が出た時は、原因を感覚で決めず、順番に確認すると戻りやすいです。
| 症状 | まず見るところ | 直し方の目安 |
|---|---|---|
| 圧着後に抜ける | 芯線の入り方、端子サイズ、ダイスサイズ | 芯線を奥まで入れ、端子と工具サイズを合わせてかしめ直します。 |
| 芯線が見えすぎる | 被覆の剥き長さ | 端子を当ててから剥き長さを決め、露出が長くなりすぎないようにします。 |
| 端子が潰れすぎる | ダイスサイズ、圧着位置 | 工具のサイズ表示を確認し、端子の正しい位置に当てます。 |
| 見た目は良いが不安 | 引っ張り確認、芯線の入り方 | 軽く引っ張って抜けないか確認し、違和感があればやり直します。 |
新人圧着がうまくいかない時って、まず何から見直せばいいですか?
先輩まず端子サイズと電線サイズ。そこが合っていなければ、どれだけ丁寧にかしめても安定しないよ。
新人サイズが合っていたら、次は被覆の剥き長さですか?
先輩そう。端子を当てて剥き長さを決める。剥きすぎも剥き不足も不良の原因になるから、ここは丁寧に見よう。
新人最後は、軽く引っ張って確認ですね。
先輩うん。強く引っ張りすぎる必要はないけど、抜け確認は大事。特に直線スリーブは、見た目で判断しないのがコツだね。
サイズ確認をしても安定しない場合は、工具側の適合や端子の種類も見直します。
端子別の使い分けや、現場で使いやすい圧着工具は下の記事にまとめています。
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。